<連続わいせつ>小学教諭、容疑で再逮捕へ 東京・多摩地区

<連続わいせつ>小学教諭、容疑で再逮捕へ 東京・多摩地区
2010年7月9日19時53分配信 毎日新聞

 東京・多摩地区で08年秋以降、小中学生の少女が体を触られるなどの被害が5件相次いだ事件で、八王子市内の住居に侵入したとして現行犯逮捕された稲城市立小学校の教諭の男(29)のDNA型が、5件の現場の残留物と一致したことが警視庁捜査1課の調べで分かった。同課によると、男はうち数件への関与をほのめかす供述をしているという。同課は強制わいせつなどの容疑で再逮捕する方針。

 警視庁によると、西東京市や小平市などの多摩地区では08年11月〜今年1月、学校から帰宅して家に入ろうとした小中学生の少女が室内に押し込まれ、わいせつな行為をされる事件が少なくとも5件発生。同課は、犯人が事前に下見するなどして、家族の不在を確認していた疑いがあるとみて捜査していた。

 教諭の男は6月27日に八王子市のアパート敷地内に侵入したとして、南大沢署に住居侵入容疑で現行犯逮捕された。この事件については「のぞき目的でやった」と容疑を認めているという。【山本太一、内橋寿明】

 ◇児童らショック

 男が勤務する稲城市立小学校や市教委は、保護者会で説明するなど対応に追われた。

 記者会見した校長によると、男は03年の採用後、千代田区内の小学校に勤務。現在の小学校には今年4月に赴任し、5年生の担任をしていた。校長は「勤務態度はまじめで無欠勤だった。優しい先生だった。残念」とうつむいた。同校は9日夜に保護者会を開き、事件について説明した。

 同校の5年生の男子児童(11)は「眼鏡が似合うかっこいい先生だった。男子とも女子とも仲が良くて、人気があった。休み時間も一緒に遊んでくれる先生だったのに」とショックを受けていた。

 男が今年3月まで勤務していた千代田区内の小学校の副校長は「夜遅くまで授業の準備をするなど仕事熱心だった。まじめでさわやかな好青年だった。信じられない」と話した。【伊澤拓也】

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小学校教諭、女児ら5人暴行か…DNA一致
2010年7月9日15時3分配信 読売新聞

 東京・多摩地区で2008年以降、帰宅途中の小学生の女児らが襲われた5件の現場に残されていたDNA型が、今年6月下旬に住居侵入容疑で警視庁に逮捕された東京都稲城市の公立小学校教諭の男(29)の型と一致したことが9日、捜査関係者への取材でわかった。

 同庁は近く、男を女児に対する強制わいせつ容疑で再逮捕する方針。

 同庁幹部によると、男は6月27日、八王子市内のアパート敷地内に侵入したとして、同庁南大沢署に住居侵入容疑で現行犯逮捕され、拘置中。

 一方、多摩地区では08年11月から今年にかけて、小学生女児らが帰宅しようとした際、玄関などの近くに潜んでいた男に家の中に押し込まれ、わいせつ行為をされる事件が5件相次いでいた。いずれの現場にも犯人の体液が残されており、そのすべてがこの男のDNA型と一致したという。

 男は、このうち数件について関与をほのめかす供述を始めており、同庁で裏付け捜査を進めている。

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小学校教諭、女児わいせつ事件関与か
2010年7月09日17:40 TBS News

 のぞき目的でアパートに侵入したとして、警視庁に逮捕された29歳の小学校の教諭が、東京の多摩地区で小学生の女子児童らが男に体を触られるなどした5件の事件についても、関与をほのめかす供述をしていることが分かりました。

 住居侵入の疑いで現行犯逮捕されたのは、都内の公立小学校教諭・大塚友意容疑者(29)です。

 大塚容疑者は先月27日、八王子市のアパートにのぞき目的で侵入した疑いが持たれています。

 さらに、警視庁の取り調べに対し、おととしから今年にかけて多摩地区で5件相次いだ女子児童らが男に体を触られるなどした事件について、関与をほのめかす供述をしていることが分かりました。

 「びっくりしたのひと言です。信じられなかった。普通の教員で、優しいまじめな青年だと思っていた」(学校側の会見)

 5件の現場に残された犯人のものとみられるDNAの型が大塚容疑者のものと一致したということで、警視庁は近く、強制わいせつなどの疑いで再逮捕する方針です。

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